海外旅行の準備で、「現地でどれくらいネットを使うんだろう…」「何ギガあれば足りるの?」と悩んでいませんか?
観光地で地図アプリを開いたり、現地の美味しい料理をSNSにアップしたり、移動中に動画を楽しんだり…。
便利なネット環境は、海外旅行をもっと快適にしてくれますが、必要なデータ量や、どの通信手段が一番お得で使いやすいのか、なかなかピンとこない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、海外旅行中のネット利用に必要なギガ数の目安から、旅行スタイルやスマホ機種に合わせた最適な通信手段まで、わかりやすく解説していきます。
「1日1GBってどれくらい使えるの?」「どの通信手段がよい?」といったリアルな疑問にも丁寧にお答えしています。
海外旅行に必要なギガ数は?
海外eSIMナビの編集部の経験からいくと、ホテル滞在時はWi-Fiを利用する前提だと、1日あたり1GBあれば十分だと考えています。
1日1GBだと、飲食店やテーマパークの待ち時間に動画を見たり、音楽を聞いたりしても十分に対応できるからです。
一般的なギガ数ごとの目安を下表にまとめました。
| 用途 | 1GB | 3GB | 8GB |
|---|---|---|---|
| ウェブ | 約3,000ページ | 約10,000ページ | 約25,000ページ |
| メール(テキスト) | 20万通 | 60万通 | 160万通 |
| メール(写真付き) | 334通 | 1,000通 | 2,667通 |
| 動画(YouTube 標準画質) | 2.3時間 | 6.7時間 | 17.8時間 |
| 動画(NetflixHD画質) | 0.8時間 | 2.4時間 | 6.2時間 |
| 音楽(ストリーミング再生) | 11.5時間 | 34.5時間 | 92時間 |
| 通話(LINE等) | 56時間 | 167時間 | 445時間 |
ウェブサイトの閲覧が中心であれば、1ページあたり約3MBが目安となり、300MBあれば約100ページ閲覧可能です。
ですので、1GB未満でもまったく問題ありません。
しかし、地図アプリを頻繁に使ったり、写真や動画が多いSNSを利用したり、動画視聴サービスを楽しんだりする場合は、多くのデータ容量が必要になってきます。
チャットアプリやメールの送受信は比較的データ消費が少ないですが、写真や動画の添付には注意が必要です。
渡航先によって「ちょうどよい容量」は変わる
1日1GBはあくまで全体の目安で、実際にちょうどよい容量は渡航先の通信事情によって変わります。
無料Wi-Fiが旅行者でも使いやすい国なら容量は少なめで足りますが、Wi-Fiの利用に現地の電話番号が必要な国では、その分をモバイル通信でまかなう必要があるからです。
各記事では、現地の通信事情と実測結果をもとに容量の目安を解説しています。渡航先が決まっている方は、国別おすすめeSIMから該当の国をご覧ください。
海外旅行でネットを使う方法は?
海外旅行でネットを使う方法として、「eSIM」「SIMカード」「レンタルWi-Fi」「データローミング」などがあります。
| 方法 | eSIM | SIMカード | レンタルWi-Fi | データローミング |
|---|---|---|---|---|
| 料金 | 安い | やや安い | 高い | 高い |
| 受取方法 | ネットで完結 | 郵送または店舗 | 郵送または店舗 | 不要 |
| 接続設定 | スマホの設定のみ | SIMカードを端末に差し込む必要あり | Wi-Fi端末への接続が必要 | ボタン操作1つで完了 |
| 複数人の同時利用 | 基本的に1人で利用 | 基本的に1人で利用 | 複数人で共有 可能 | 基本的に1人で利用 |
| 紛失・破損リスク | ない | SIMカードの破損リスクがある | Wi-Fi端末の紛失リスクがある | ない |
| 対応デバイス | SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能) | SIMを設定したスマホのみ(テザリングは可能) | スマホ、PC、タブレットなどWi-Fi機器全般 | スマホのみ(テザリングは可能) |
手軽に使うなら 「eSIM」
eSIMは、物理的なSIMカードの抜き差しが不要で、オンラインで手続きが完結する非常に手軽な方法です。
スマートフォンとインターネット環境があれば、数分で簡単に購入・設定ができます。
特に、旅行前にSIMカードを受け取る手間を省きたい方や、紛失・破損のリスクを避けたい方におすすめです。
対応機種であれば、SIMカードを入れ替える手間もなく、日本国内で使っているSIMカードと併用することも可能です。
上記の点も含めて、海外旅行でeSIMを利用するメリットを以下にまとめました。
- 料金が他の通信手段に比べて割安
- ネットだけで申請・開通の手続きができる
- デバイスやSIMを別途受け取る必要がない
- 持ち運ぶ荷物が増えない
- 紛失するリスクがない
- SIMの切替が簡単にできる
- 複数の国をまたいで使うときに便利
もっと詳しく:海外旅行でeSIMを使う7つのメリット【おすすめのeSIMサービスは?】
旧来機種を持っているなら「SIMカード」
eSIMに対応していない旧来のスマートフォンを持っている場合は、渡航先の国で利用できるプリペイド式のSIMカードを購入する方法があります。
SIMカードをスマートフォンに挿入することで、現地でのインターネット接続が可能になります。
事前にオンラインで購入して郵送で受け取るか、現地の空港や店舗で購入できます。
大手通販でも以下のように購入可能です。
ただし、SIMカードの抜き差しや設定が必要になる点、紛失のリスクがある点には注意が必要です。
複数人で共有するなら「レンタルWi-Fi」
複数人で旅行する場合や、スマートフォン以外にもタブレットやパソコンなど複数の端末でインターネットを利用したい場合には、レンタルWi-Fiが便利です。
1台のWi-Fiルーターをレンタルし、複数のデバイスで同時にインターネットに接続できます。
無制限プランを選べば、データ容量を気にせずに利用できるのもメリットです。
よく利用されているレンタルWi-Fiだと、グローバルWiFiなどが有名です。

ただし、常にWi-Fiルーターを持ち運ぶ必要があり、ルーターから離れるとインターネットが利用できなくなる点には注意しましょう。
また、大人数で利用する場合は、接続台数や通信速度も考慮して選びましょう。
定額プランを契約しているなら「データローミング」
日本国内で契約しているスマートフォンの料金プランによっては、海外でもそのままデータ通信が利用できる「データローミング」という機能があります。
設定も簡単で、追加の手続きなしに利用できる場合が多いです。
ただし、利用料金が高額になる可能性があるため、事前にご自身の契約プランが海外ローミングに対応しているか、料金体系がどうなっているかを確認することが非常に重要です。
頻繁に海外に渡航するなら、ahamoのように月額2,970円(2026年12月からは3,135円〜)で、海外でも追加料金なしでデータローミングできるプランを契約してもよいでしょう。
もっと詳しく:ahamoを海外で使ってみた
海外旅行でおすすめのeSIM
ここからは海外旅行でおすすめのeSIMを詳細に解説していきます。
| サービス名 | 運営会社 | 対応国 | 日本語対応 | サポート方法 | サポート時間 | 専用アプリの有無 | 支払方法 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Saily | Peakstar Technologies Inc. | 190カ国以上 | あり | チャットサポート | 24時間 | あり | クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、DISCOVER)、Google Pay、Apple Pay |
| Glocal eSIM | 株式会社グローカルネット | 135ヵ国(世界周遊プラン) | あり | メール、電話 | 9:00~17:00(平日のみ) | なし | クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners) |
| trifa | 株式会社トリファ | 200カ国以上 | あり | チャット | 24時間 | あり | クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB、Diners、DISCOVER)、Apple Pay |
| Holafly | Holafly Limited | 200カ国以上 | あり | チャット | 24時間 | あり | クレジットカード(VISA, Mastercard, AMEX, JCB)、Apple Pay、Google Pay、PayPal |
| Airalo | AirGSM Pte. Ltd. | 200カ国以上 | あり | チャット | 24時間 | あり | クレジットカード(VISA、Mastercard、AMEX、JCB)、Union Pay、AliPay、PayPal |
| eSIM square | 株式会社テレコムスクエア | 200以上の国と地域 | あり | チャット、空港カウンター | 24時間 | あり | クレジットカード(VISA, Mastercard, AMEX, JCB)、Apple Pay、Google Pay |
料金は渡航先と日数で変わるため、eSIM比較ツールで確かめてください。
Saily

Saily(セイリー)は、Peakstar Technologies Inc.が運営するeSIMサービスです。
専用アプリで購入から開通まで済ませられ、次の渡航ではアプリからプランを買い足すだけで使えます。
容量を選ぶプランに加えて、多くの渡航先で無制限プランも選べます。
問い合わせは、日本語の24時間チャットで受け付けています。
\専用アプリで簡単設定/

Glocal eSIM

Glocal eSIMは、海外渡航向けの通信サービスを手がける株式会社グローカルネットが運営するeSIMサービスです。
日本の会社が運営しており、問い合わせはメールと電話(平日9:00~17:00)で受け付けています。
プランは、容量を選ぶもの・1日に使える容量が決まっているもの・無制限のものがあり、渡航先によって選べる種類が違います。
専用アプリは無く、QRコードを読み取るだけで設定できます。
\QRコードで簡単設定/

trifa

trifa(トリファ)は、日本のスタートアップ企業である株式会社トリファが運営するeSIMサービスです。
専用アプリで購入から開通まででき、24時間のチャットサポートがあります。
無制限プランを選べる渡航先が多く、容量を気にせず使いたい人に向いています。
同じ日数・容量で比べると、他社より料金が高めになることがあります。
\アプリが手軽な日本製/

Holafly

Holaflyは、Holafly Limitedが運営する海外旅行・出張者向けのeSIMサービスです。
すべてのプランがデータ容量無制限なので、地図やSNS、動画の通信量を気にせず使えます。
日本語の24時間チャットサポートがあり、設定や管理は専用アプリでできます。
データ通信専用のため、音声通話はできません。
\クーポンコード「VPNLIFE」で5%割引/

Airalo

Airalo(エアーロ)は、シンガポールのAirGSM Pte. Ltd.が2019年に始めたeSIMサービスです。
1か国向けのプランに加えて、複数の国をまとめて使える周遊プランが充実しています。
専用アプリでプランの購入やデータの追加ができ、日本語の24時間チャットサポートもあります。
\当サイトからの契約で10%OFF!/

eSIM square

eSIM square(イーシムスクエア)は、海外通信を30年以上手がける株式会社テレコムスクエアが運営するeSIMサービスです。
新千歳・成田・羽田・関西国際などの空港カウンターと、24時間の日本語チャットの両方でサポートを受けられます。
eSIMを初めて使う人や、設定に不安がある人に向いています。
韓国など一部の国では、通話付きのプランも選べます。
\空港カウンター+24時間チャット/

もっと詳しく:海外eSIMおすすめ8選【渡航先・日数で比較】
海外旅行でeSIMを選ぶ際のポイント・注意点
海外旅行でeSIMを選ぶ際には、以下のポイントに注意しましょう。
- eSIM対応機種であることを確認する
- 通信速度と品質を確認する
- サポートの対応を確認する
eSIM対応機種であることを確認する
eSIMを利用するなら、持っている端末がeSIM対応機種であることが必須です。
iPhoneだと2018年発売のiPhone XS/XR以降の端末が対象で、Androidの端末だと2022年発売以降のものは順次eSIMに対応しています。
eSIM対応であることを簡単に確認する方法として、電話アプリを開いて「*#06#」を入力する方法があります。
入力後に「EID」が出てくれば、その端末は「eSIM対応機種」です。

eSIM対応機種の詳細は、以下の記事をご覧ください。

通信速度と品質を確認する
通信速度と品質も重要です。
通信速度が遅かったり不安定だったりすると、せっかくネット接続できても快適に利用できません。
基本的に実績のあるサービスであれば、通信速度や品質の面でも安心できるでしょう。
サポートの対応を確認する
最後に重要となるのがサポートの対応です。
万が一のトラブルが起きたときにサポート対応がしっかりしていると安心できます。
基本的にはサポート対応に定評があり、日本語対応ができている会社を選ぶのがおすすめです。
特に海外企業が運営しているサービスの場合、サイトや窓口が日本語対応していないこともあるので注意しましょう。
まとめ
以上、海外旅行のネット通信で必要なギガ数について解説しました。
- ネット使用量の目安は1日1GB程度、ホテルWi-Fiを利用しないならそれでも足りない可能性がある
- 手軽さ・コスパ重視なら「eSIM」がおすすめ
- 旧型スマホは「SIMカード」、複数人利用なら「レンタルWi-Fi」が便利
- データローミングは簡単だが料金に注意が必要
海外旅行中のネット環境は、旅の快適さを左右する大事なポイントです。
eSIMなら安くて便利、準備も簡単なので初心者にもおすすめです。
