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VPNネコは危険!【安全でない理由を解説】

VPNネコは危険!安全でない理由を解説

VPNネコは、「運営会社の実態がわからない」「セキュリティに関するサービスポリシーが不明」など、安全上の問題があることから、利用をおすすめできないVPNサービスです。

通信速度が遅いことから、使い勝手の点でもおすすめできません。

VPNネコ
総合評価
( 1.5 )
メリット
  • 無料で使える
デメリット
  • 運営会社の実態がわからない
  • セキュリティに関するサービスポリシーが不明
  • 通信速度が遅い

VPNを安心・快適に使うなら、月数百円で安全性が担保されている有料VPNの利用をおすすめします。

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VPNネコとは?

VPNネコのトップページ

VPNネコとは、ネコのマークが特徴のVPNアプリです。

App Storeではデベロッパが「Secure Network」、販売元が「SAFDAR NETWORK SMC-PRIVATE LIMITED」と表示されています(2026年9月4日時点)。

最新バージョンは2.12.5(2026年3月18日)で、評価は6.9万件・4.5と高く、iPhone・iPad・Macに対応しています。

接続できるサーバーは、以下10カ国です。

VPNネコのサーバー設置国

アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、インド、オーストラリア、シンガポール、フィリピン、韓国、日本

無料で使えるVPNアプリとして有名ですが、現在は速度を上げるための有料プレミアムプラン(700円/月・4,500円/年)も用意されています。

出典:App Store「VPN cat – 高速 安全 無制限VPN」vpncat.net(2026年9月4日確認)

画面は以下のようになっています。

VPNネコのアプリ

「まっすぐに接続する」など、若干怪しげな日本語も見られます。

VPNネコをおすすめできない3つの理由

無料で使えて便利に見えるVPNネコですが、以下3つの理由から利用はおすすめできません。

VPNネコをおすすめできない理由
  • 運営会社の実態がわからないから
  • セキュリティに関するサービスポリシーが不明だから
  • 通信速度が遅いから

それぞれ詳細を見ていきましょう。

運営会社の実態がわからないから

VPNネコの開発者は、Secure Networkとなっていますが、この会社をインターネットで検索しても、それらしい情報は何も出てきません。

2026年9月時点のApp Storeでは、販売元として「SAFDAR NETWORK SMC-PRIVATE LIMITED」という4つ目の名前が表示されています。

公式サイト(vpncat.net)にも所在地や代表者の記載はなく、連絡先はメールアドレスだけです。

「SMC-Private Limited」はパキスタンの単独株主会社に使われる会社形態ですが、会社形態から推定できる以上のことはわかりません。

参考:「Secure Network」をGoogleで検索した結果

以前は、Secure Connection PTY. LTD.という名前で運営されていましたが、やはり詳しい情報は出てきません。

参考:「Secure Connection PTY. LTD.」をGoogleで検索した結果

さらに以前には、「FOURSEASON YUMMY PTY. LTD」という名前で運営されていました。

FOURSEASON YUMMY PTY. LTDは、2017年1月に登記されたオーストラリアの会社ですが、それ以上のことはわかりません。

FOURSEASON YUMMY PTY. LTDの会社情報

いずれにせよ運営会社の実態がわからないので、トラブルが発生しても誰もサポートしてくれないでしょう。

そもそも無料なので、サポートをする義務すらないのでしょうが。

セキュリティに関するサービスポリシーが不明だから

運営会社が不明なので、セキュリティに関するサービスポリシーも不明です。

たとえば、用いている暗号化技術やログの保存に関するポリシーがわかりません。

それどころか、アプリを通じて取得している情報や、その情報の運用方法も不明確です。

App Storeのプライバシー表示では、位置情報・ID・使用状況データ・診断データを収集するとされています(「ユーザーに関連付けられないデータ」という区分)。

一方でアプリの説明文は「厳格なゼロログポリシー」をうたっており、何をどこまで記録しているかは利用者側から確認できません。

万が一アプリが違法なことをしていても、運営主体がわからないので訴えることも難しいでしょう。

また、Restore Privacyの記事では、「VPN Master」と名のついた多くのVPNは、いずれも危険なマルウェアに満ちているとしています。※VPNネコの英語名称は「VPN Cat Master」です。

VPN Master

There are many free VPNs offered in the Google Play or Apple stores using variations of the “VPN Master” name. Through testing, I have found that these VPN Master apps are full of dangerous malware, despite having high ratings and millions of users.

(日本語訳)

Google PlayやAppleストアでは、「VPN Master」という名称のバリエーションを使用した無料VPNが数多く提供されています。 テストの結果、これらのVPN Masterアプリは、高評価を得ており、数百万のユーザーがいるにもかかわらず、危険なマルウェアに満ちていることが分かりました。

出典:https://restoreprivacy.com/vpn/warning-list/

通信速度が遅いから

VPNネコのダウンロードスピードは、1Mbps程度です。

App Storeのレビューでも、中国から日本サーバーに接続して速いときで1〜2Mbps、30分前後で切断されるという報告があります。

メールやネットサーフィン程度あれば問題になりませんが、動画を見るには少々物足りないスピードです。

上記2つに比べれば些細な問題ですが、VPNを使って海外の動画コンテンツを楽しみたいのであれば、通信速度の速いVPNを使うのがよいでしょう。

VPNネコが無料提供されている理由

一般的に無料でVPNを提供する目的は、以下2つです。

一般的に無料でVPNを提供する目的
  • 有料サービスのお試しとして一部機能を無料で開放する
  • 広告費で収益を得るのでユーザーからはお金をとらない

現在のVPNネコは、無料版に広告を表示し、速度を上げたい人にプレミアムプラン(700円/月・4,500円/年)を売る、いわゆるフリーミアム型です。

App Storeのレビューには「広告が多すぎる」という声もあり、収益モデル自体は以前より見えるようになりました。

それでも、広告と課金だけで運営が成り立っているかは外部から検証できず、運営者の実態も不明なままです。

通信データを二次利用する目的がないとは言い切れない点は、以前と変わりません。

たとえば、VPNネコを接続中に使ったクレジットカード情報や、メールアドレス、パスワードなどの情報です。

以下のような記事もあります。

ある懸念すべきインシデントとして、あるVPNプロバイダーが、パスワードやID情報など、何千ものユーザーログとAPIアクセスレコードをウェブ上で匿名情報として公開した事例もあるのです。

出典:「無料のVPNサービス」に注意

クレジットカードの不正利用は後を絶たないですし、メールでアマゾンやVISAなどの有名企業を騙って、IDやパスワードの入力を促すフィシイングメールも毎日のようにきます。

もしかしたら、このような不正をするための情報を入手しているのかもしれません。

VPNネコの評判

VPNネコのネット上での評判を調べてみました。

回線速度は落ちるものの、海外配信の映画を見られるようではあります。

しかし、危険という声も少なくありません。

App Storeのレビュー(2023年6月)には、iOS 16.5へのアップデート後にWi-Fi・キャリア回線ともにネットにつながらなくなり、アプリを削除したら直ったという報告や、高評価レビューの多さを疑う声もあります。

また、Yahoo!知恵袋には、VPNネコの危険性について以下のようなコメントがあります。

本当に危険かどうかは、サービス運営者にしか分かりません。

ただし、少なくともITリテラシーのある人は、無料のVPNサービスは利用しません。

VPNサーバを運用するにはコストがかかります。ボランティアではなく商売でやっている以上は、そのコストを何かしらの形でペイしています。そうしなければ、その運営者はご飯が食べられませんw

ですから、どこの誰が運営しているサービスで、運用コストをどういった形でペイできているか不明瞭なサービスは、ITリテラシーのある人なら利用はしません。当たり前ですね。

出典:Yahoo!知恵袋

VPNネコを有料VPNと比較

VPNネコと当サイトでおすすめしている有料VPNを比較すると、以下のとおりです。

スクロールできます
 VPNネコ
本社非公開(販売元:SAFDAR NETWORK SMC-PRIVATE LIMITED)英領バージン諸島パナマ日本
料金無料(プレミアム700円/月・4,500円/年)480円~540円~396円~
返金保証期間30日30日30日
サーバー設置国10カ国113カ国149カ国107の国・地域
サーバー数不明非公開9,374台2,000台以上
通信速度遅い高速良好良好
ノーログポリシーなしありありあり
サポートなし日本語対応可日本語対応可規約まで含めてすべて日本語

有料VPNはサーバー設置国やサーバー数の点で、無料VPNを凌駕しています。

またプライバシー保護(ノーログポリシー)やサポート体制の点でも、無料ではできないレベルのサービスを提供しています。

VPNを試したいのであれば、VPNネコのような無料VPNではなく有料VPNの利用をおすすめします。

いずれも30日間返金保証があるので、安心してお試し可能です。

FAQ:よくある質問

VPNネコについて、よくある質問です。

VPNネコをインストール済みですが、削除したほうがよいですか?

記事内で書いているとおり、危険なアプリである疑いがあるので、削除することをおすすめします。

プレミアムプランを契約している場合は、アプリを削除しただけでは課金が止まりません。iPhoneの「設定」→Apple ID→「サブスクリプション」から解約してください。

Google Playの「VPN Cat Master」は同じアプリですか?

2026年9月時点でGoogle Playに表示される「VPN Cat Master」は、開発元が「GameFun inc」となっており、iOS版の「Secure Network」とは別の名義です(評価2.8・広告表示あり)。

名前だけ同じ別物の可能性があり、どちらにしても運営の実態がわからない点は同じなので、インストールはおすすめしません。

VPNネコ以外に中国で使えるVPNはありますか?

中国からネット検閲をくぐり抜けて国外のサービスを使えるVPNは多数あります。

中国でおすすめのVPNサービスを以下の記事にまとめているので、ご覧ください。

【比較】中国で使える【おすすめVPN5選】実際に使ってみた結果

VPNネコを使って海外サーバーから安くサブスクを契約したいですが、危険ですか?

VPNネコを使ってサブスクサービスを契約するのは、危険なのでやめた方がよいでしょう。

契約のときに入力する決済情報を抜き取られる可能性があるからです。

サブスクサービスを契約するなら、セキュリティのしっかりしたVPNサービスを使いましょう。

もっと詳しく:【年1万円の節約も】VPNを使って安くできるサブスク7選

まとめ:タダほど高いものはない

VPNネコの利用は、以下3つの理由から利用しないことをおすすめします。

VPNネコをおすすめできない理由
  • 運営会社の実態がわからないから
  • セキュリティに関するサービスポリシーが不明だから
  • 通信速度が遅いから

利用したデータをどのように二次利用しているかわからない以上、無料だからといって使うべきアプリではないでしょう。

世界には月々数百円の利用で、セキュリティが守られ、快適な速度で使えるVPNサービスがたくさんあります。

わずかな値段をケチって、あとで大きな代償を払うことのないようにしましょう。

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VPN Lifeは、日本・中国・東南アジアに拠点を持つ「SNI」の運営チームが執筆、実測結果と公式情報に基づき作成しています。運営体制・編集方針は 運営者情報、検証拠点・検証フローは VPN Lifeの検証方法 をご覧ください。

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