下のチェックツールに気になるサービスのURL(例:https://www.youtube.com や https://www.instagram.com)を入力するだけで、中国からのアクセス可否を確認できます。
※ https:// は省略可。ドメイン名のみでもOKです。
なお、主要なサービスのアクセス可否の結果については、以下の一覧表をご覧ください。
| カテゴリー | 中国で使えない | 中国で使える |
|---|---|---|
| SNS・メッセージアプリ | Line、Facebook、Instagram、X(Twitter)、WhatsApp、Messenger、Telegram、BeReal | 携帯電話のショートメッセージ |
| 検索エンジン | Google、Yahoo検索 | Bing |
| メールアプリ | Gmail | Yahooメール、Outlook |
| 動画サイト・VODサービス | YouTube、Vimeo、ニコニコ動画、中国国外のVODサービス全般(Netflix、TVer等) | – |
| ニュースサイト | BBC、ニューヨーク・タイムズ、ロイター | Yahoo |
| コミュニケーションツール | Google Meet | ZOOM、Teams、Skype、WebEx、Slack、Chatwork、Trello |
| クラウドストレージ | Google Drive、Dropbox、Box | One Drive、icloud |
| ショッピング | Amazon Japan、メルカリ、ラクマ、楽天市場、Yahooショッピング | – |
| 生成AIサービス | ChatGPT、Claude、Perplexity、Gemini、Grok、Genspark | – |
| その他 | Wikipedia、Dify | – |
GFW(グレートファイアウォール)とは?
中国のGFW(グレートファイアウォール)とは、簡単に言えば「中国政府が管理する巨大なデジタルの壁」です。
日本で何気なく使っているGoogleやLINE、Instagramが中国にいると使えないのは、この壁がインターネットの通信を監視・遮断しているためです。
GFWは、1998年に中国政府が開始した「金盾プロジェクト(錦盾工程)」が起源です。
その目的は主に以下3つです。
- 政府に不都合な情報の拡散を防ぐ情報統制
- 国内IT産業(Baidu・WeChat・Alibaba等)の保護
- 国家安全保障の観点から有害なコンテンツのフィルタリングです。
その規模は想像を絶するもので、Gigazineが報じた2021年の調査結果によれば、約31万1,000件ものドメインがGFWによって継続的にブロックされています。
これは世界中のウェブサイトの一定割合を超える規模です。
GFWがウェブサイトをブロックする4つの技術的仕組み
GFWは複数の技術を組み合わせて通信を遮断しています。
- IPアドレスブロッキング:特定のサーバーのIPアドレスへの接続をネットワークレベルで遮断する、最もシンプルな方法
- DNS汚染(偽応答):ドメイン名をIPアドレスに変換するDNSに干渉し、「このサイトは存在しない」と嘘の回答を返す
- キーワード・URLフィルタリング:暗号化されていない通信の中に禁止ワードやURLが含まれていないかをスキャンして遮断
- DPI+SNIフィルタリング:最も高度な手法。暗号化通信の「封筒の外側に書かれた宛先(SNI)」を読み取り、アクセス先のドメインを特定してブロックする
中国で使えるおすすめVPN
VPN Lifeでは、編集部メンバーが実際に中国国内からVPNの接続テストを繰り返し実施しています。
その実績をもとに、中国渡航向けに特におすすめできるVPNを厳選してご紹介しています。
詳しくは、以下の記事をご覧ください。

運営メンバーは中国の天津、蘇州、余姚、南昌などに拠点を置き、日常的な業務や生活を通じてVPNを利用。
これらの拠点に加え、出張を通じて北京、上海、厦門といった中国の主要都市でも、それぞれのネットワーク環境におけるVPNの接続安定性を確認しています。
具体的には、下表のように検証を行いました。
FAQ:よくある質問
中国でVPNを使うのは違法ですか?
中国政府は国内でのVPN利用を公式には「政府が認可したVPNのみ許可」としています。
ただし、外国人旅行者や渡航者が市販のVPNを使用したことで処罰されたという報告は現時点では確認されていません。
あくまでグレーゾーンという認識のもとの利用となります。
VPNなしで中国のインターネットを使うとどうなりますか?
VPNなしでは、Google・LINE・Instagram・YouTubeなど、日本人が日常的に使うサービスの大部分が利用できません。
中国国内のサービス(Baidu・WeChat・百度地図等)は問題なく使えますが、日本の家族・職場との連絡手段が完全に失われる可能性があります。
中国でLINEは完全に使えませんか?代替手段はありますか?
VPNなしでは現状ほぼ使用不可ですが、VPNを利用することで通常通り使えます。
代替手段としては、WeChat(微信)が中国で最も普及しているメッセージアプリです。
渡航前に連絡先をWeChatでも交換しておくと安心です。
チェックツールの結果が「OK」でも現地でブロックされることはありますか?
あります。
GFWの規制は予告なく更新されるため、チェックツール実行時点ではアクセス可能でも、渡航時にはブロックされているというケースが発生します。
特に政治的イベント(党大会・記念日等)の前後は規制が強化される傾向があります。
チェック結果に関わらず、VPNを準備しておくことを強く推奨します。
どのVPNが最も中国で安定して使えますか?
VPN Lifeの検証では、12VPXやUCSSが最も安定したパフォーマンスを示しています。
中国国内での利用実績も豊富で、多くの日本人に愛用されています。
一方で、グローバル大手のNordVPNやSurfsharkなどは、VPN Lifeで検証している限りでは接続できません。
もっと詳しく:NordVPNは中国で繋がらない?公式見解と実地検証
スマホだけでなくPCでも同じVPNが使えますか?
使えます。
いずれのVPNも、1契約で複数のデバイス(スマホ・PC・タブレット)に同時接続が可能です。
渡航前にすべてのデバイスにアプリをインストールしてから出発してください。