中国ではClaude(クロード)が使えません。中国政府が国外の生成AIへのアクセスを規制していることに加えて、Anthropic自身も中国本土を対応地域に含めていないため、二重にブロックされている状態です。中国でClaudeを使うには、「VPNで日本などの対応地域のサーバーに接続する」「日本のレンタルWi-Fiを使う」「日本で契約した携帯のデータローミングを使う」の3つの方法があります。
| 方法 | 滞在頻度 | 滞在期間 | 料金 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| VPNサービス | 駐在、高頻度 | 長期 | 400~1000円/月(13~33円/日) | 駐在員、長期出張者 |
| レンタルWi-Fiルーター(グローバルWiFi) | 1-4回/年 | 2-4日/回 | 1,570~3,270円/日 | 頻度の少ない出張者 |
| 携帯のローミング機能 (ahamo等) | 頻繁 | 15日以内 | ゼロ(日本の格安携帯料金そのまま) | 日本の携帯をそのまま使いたい人 |
- ExpressVPNなどのVPNアプリをダウンロードする
- 日本のVPNサーバーに接続する(香港サーバーは選ばない)
- Claude.aiを利用する
中国現地でのVPN接続検証を踏まえ、3つの方法の選び方と、Claudeならではの接続先の注意点を順に見ていきます。
VPN Lifeは、中国でのビジネス・滞在経験が豊富なSNIのメンバーが運営しています。運営メンバーは中国の天津、蘇州、余姚、南昌などに拠点を置き、日常的な業務や生活を通じてVPNを利用。さらに、出張を通じて北京、上海、広州、厦門といった主要都市でも、それぞれのネットワーク環境におけるVPNの接続安定性を確認しています。
- 主な検証地域:中国(天津、蘇州、余姚、南昌他)
- 検証端末:iPhone・Android・PC等
- 検証者:VPN Life 運営チーム
- 検証結果詳細:最新の中国VPN接続検証まとめ
中国でClaudeを使えない理由【規制とAnthropic側の非対応の二重】
中国でClaudeを使えない理由は2つあります。
- 中国政府がChatGPTをはじめとした国外の生成AIへのアクセスをブロックしている
- Anthropicの対応国・地域の一覧に中国本土(香港・マカオも)が含まれていない
1つ目は、ChatGPTと同じ理由です。
中国では国外の生成AIサービスへのアクセスが意図的にブロックされていて、当サイトでも中国の複数の都市からChatGPTにアクセスできないことを確認しています。
もっと詳しく:中国でChatGPTを使う3つの方法
2つ目は、Claudeに特有の理由です。
Anthropicが公開している「Supported countries and regions」の一覧には、日本、台湾、シンガポールなどは含まれていますが、中国本土、香港、マカオは含まれていません。(出典:Anthropic公式・Supported countries and regions)
つまり、仮に中国側の規制をVPNで回避できても、接続先が香港のサーバーだとAnthropic側で弾かれます。
弾かれると、次のような「App unavailable」という画面に飛ばされます。

中国でClaudeを使うときは、VPNの接続先を日本・台湾・シンガポールなど対応地域の国にすることが、ChatGPTとの最大の違いです。
この一覧はClaude.ai(ブラウザ版・アプリ版)とClaude API(開発者向け)で共通なので、業務でAPIやClaude Codeを使う場合も同じ扱いになります。
中国でClaudeを使う3つの方法
中国でClaudeを使う方法として、以下3つがあります。
| 方法 | 滞在頻度 | 滞在期間 | 料金 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| VPNサービス | 駐在、高頻度 | 長期 | 400~1000円/月(13~33円/日) | 駐在員、長期出張者 |
| レンタルWi-Fiルーター(グローバルWiFi) | 1-4回/年 | 2-4日/回 | 1,570~3,270円/日 | 頻度の少ない出張者 |
| 携帯のローミング機能 (ahamo等) | 頻繁 | 15日以内 | ゼロ(日本の格安携帯料金そのまま) | 日本の携帯をそのまま使いたい人 |
いずれも「日本の回線または日本のサーバーを経由して、日本のIPアドレスでアクセスする」という点は共通です。
また、Claudeに限らず中国で検閲されているアプリやサイトも基本的にすべて利用可能となります。
もっと詳しく:中国で使えるアプリと使えないアプリ一覧
方法1:VPNを利用する【長期滞在者におすすめ】
Claudeを長期で使う予定があるなら、VPNを利用するのが最もおすすめの方法です。
VPNとはVirtual Private Networkの略で、インターネット上の仮想の専用線のことです。
VPNサービスを使うと、専用サーバーを経由してインターネットにアクセスできるようになり、中国の検閲を回避してClaudeにアクセスできます。
VPNには無料のものもありますが、安全性や安定性を考えると有料VPNをおすすめします。
中国はVPNサービス自体も検閲の対象にしているので、昨日まで使えていたVPNサービスが今日になって突然使えなくなることもあるからです。
有料のVPNサービスは、この検閲対策もしっかりしています。
- 接続拠点が複数の国に分散しているので、どれかがダメになっても全部ダメになることがない。
- 検閲状況に応じて、新しい拠点にサーバーを作って、利用者が全く接続できない状況を回避している。
中国向けのVPNは、距離が近く速度が出やすい香港のサーバーを既定にしていることがあります。しかしAnthropicは香港を対応地域に含めていないため、香港サーバー経由ではClaudeが使えません。接続先は日本・台湾・シンガポールなど、Anthropicの対応地域にある国を手動で選んでください。
有料VPNなら、ホテルやカフェのWi-Fiから容量制限なしで日本のサービスを使えるので、駐在者に限らず長期で出張する人にもおすすめです。
- 12VPXなどのVPNアプリをダウンロードする
- 日本のVPNサーバーに接続する(香港サーバーは選ばない)
- Claude.aiを利用する
12VPN (12VPX):中国での安定感に定評のあるVPN【中国から契約可能!】

| 本社 | オランダ |
|---|---|
| 公式サイト | https://12vpx.com/ 中国からアクセスする場合:https://blockthis.xyz/ |
| 価格 | 1ヶ月プラン:$29.99/月 1年プラン:$14.17/月(年$169.99) 2年プラン:$11.25/月(2年$269.99) ※当サイト限定のクーポンで30%引き |
| 無料お試し・返金保証期間 | 14日間(初回注文のみ・使用データ5GB未満などの条件あり) |
| サーバー台数 | 非公開 |
| サーバー設置国 | 15カ国(31ロケーション) |
| 日本語対応 | なし 英語のみ |
| 同時接続台数 | 6台(同じサーバーへの同時接続は不可) |
12VPNは、オランダを本社としたVPNプロバイダで、特に中国からの利用に定評のあるVPNです。
中国専用リンクを用意しているので、中国からでも契約できるのが強みです。
12VPNはホームページのマニュアルやサポートが、英語のみであることがネックですが、Cromeの翻訳機能やDeepL等の機械翻訳など駆使すれば、内容の把握には困りません。
- 中国での取り締まりに対する対応が早い
- サポートの対応がよい
- 中国専用リンクで、中国から申し込みできる
- 同時接続台数が6台と多い
- Google Chromeだと拡張機能から簡単に操作できる
- サポートが英語のみの対応になっている
- 中国からの利用をメインで考えている人
- サポートが英語でも翻訳ソフト等を使って対応できる人
\14日間返金保証あり/
30%割引になるクーポンの利用方法を以下の記事で書いているので、あわせてご覧ください。

UCSS:高速通信に定評のある中国に最適化されたVPN

| 本社 | 韓国 |
|---|---|
| 公式サイト | https://my.undercurrentss.biz/ |
| 価格 | Lite(1ヶ月):$29.00~ Standard(3ヶ月):$36.00~/(12ヶ月):$108.00~ グローバルエッジ(中国以外・1ヶ月):$15.00~/(12ヶ月):$120.00~ ※月間データ量の選択で変動 |
| 無料お試し・返金保証期間 | 無料お試しなし(規約の条件内で返金対応) |
| サーバー台数 | 非公開 |
| サーバー設置国 | 16カ国以上(Standard)/Liteは6ロケーション |
| 日本語対応 | ◎ |
| 同時接続台数 | 3台(UCSS Liteの場合は2台) |
UCSSは、韓国に本社があるセキュリティ会社が運営するVPN(正確にはShadowsocksプロバイダー)サービスです。
多国籍の専門家グループが運用し、日本人技術スタッフも常駐しているともいわれており、日本語によるサポート体制が整っており、カスタマーサポートも日本語で対応しています。
インターネット規制が厳しい中国での利用に最適化されていて、安定した接続と高速通信を強みとしたサービスです。
- 通信が高速・安定している
- 中国利用に最適化されている
- 日本語サポートがある
- セキュリティレベルが高い
- 多様なデバイスに対応している
- 料金が高め
- データ通信量の上限がある
- 返金保証や無料トライアルがない
- 同時接続台数が少ない
- 中国でNetflixなどの動画配信サービスを存分に楽しみたい人
- 中国でオンラインゲームをプレイしたい人
- 仕事でインターネットを安定して使いたい人
\快適な通信環境を実現できる/

ExpressVPN:アプリの操作性に優れた世界最大手のVPN

| 本社 | 英領バージン諸島 |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.expressvpn.com/ |
| 料金 | ベーシック:初回2年+4ヶ月 480円/月 アドバンス:初回2年+4ヶ月 580円/月 Express Pro:初回2年+4ヶ月 980円/月 ※当サイト経由の登録で2年プランが+4ヶ月無料に ※2026年9月時点のキャンペーン価格。最新は公式サイトをご確認ください |
| 無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
| サーバー台数 | 非公開(公式が台数の公表を終了) |
| サーバー設置国 | 113カ国(214ロケーション) |
| 日本語対応 | アプリやサポートは日本語、規約は英語 |
| 同時接続台数 | ベーシック10台/アドバンス12台/Express Pro 14台 |
ExpressVPNは世界最大手の老舗で、有料登録者数が全世界で400万人を超えるVPNプロバイダです。
通信速度の速さや安定性に優れたVPNで、当サイトの検証でも常にトップクラスの通信速度を誇っています。
またアプリの起動から接続まで30秒~60秒ほどかかるVPNが一般的な中、ExpressVPNはわずか10秒ほどで起動から接続までを完了できるので、毎日の利用でもストレスがありません。
サーバー設置国、サーバー数も世界トップクラスなので、さまざまな用途で活用可能です。
ただし、中国では接続が不安定なケースがあるので、その点は注意です。
- 通信速度と安定性が優れている
- アプリの動作が早くて使いやすい
- ノーログポリシーを採用している
- サーバー設置国のバリエーションが豊か
- ビットコインでの支払いに対応している
- 中国からでも利用できる
- 価格が他のサービスに比べるとやや高い
- 速度と安定性を重視したい人
- 口コミや実績を重視してVPNを選びたい人
\4ヶ月無料プレゼント+30日間返金保証/

方法2:ポケットWi-FiとVPNをレンタルする
通信会社で中国のネット検閲が回避可能なレンタルWi-Fiを借りる方法もあります。
代表的なのは、グローバルWi-Fiです。

成田、羽田、関空、中部、福岡なら、出発当日の空港で受け取ることも可能です。
中国向けプランの場合、容量が600MB/日で1,770円/日、容量無制限タイプだと2,470円/日で借りることができます。
中国向けプランは日本の回線を経由するので、Claudeにも日本のIPアドレスでアクセスできます。
\中国ネット検閲を回避可能/
方法3:携帯のローミング機能を使う
日本の通信キャリアで契約した携帯のローミング機能を利用することで、Claudeを利用することも可能です。
ローミング機能を使うと日本の通信会社を経由するので、中国でのネット検閲を回避でき、IPアドレスも日本のものになるからです。
au、ドコモ、ソフトバンクともに定額パケット放題で海外ローミングできるサービスはありますが、価格の高さがデメリットにはなります。
- au:980円/日 (世界データ定額・事前予約なしの場合) au公式ページ
- ドコモ:980円/日 (24時間プランの場合) ドコモ公式ページ
- ソフトバンク:1,980円/日(10MBまで) ソフトバンク公式ページ
そこでおすすめしたいのが、通常プラン・追加料金なしで海外でもそのまま利用できるNTTドコモの格安サービスahamo(アハモ)です。
ahamoの基本プランでは、データ容量は30GBまで使えますが、この30GBまでのデータ容量が海外のローミングにも追加料金なしで適用されるのです。(出典:https://ahamo.com/news/fhqhpm0000000bsx.html)
ahamoの海外ローミングには、30GBのデータ量とは別に「15日ルール」があります。海外でデータ通信をした日を起算日として15日が経過すると、通信速度が最大128kbpsに制限されます。
やっかいなのは、この制限はデータ量を追加購入しても解除できない点です。解除するには一度日本に帰国してデータ通信をする必要があります。中国に15日以上滞在する予定なら、ahamoだけに頼らず、VPNや中国向けeSIMを併用しておきましょう。(出典:ahamo公式・海外データ通信)
実際に中国の各都市でahamoのローミング機能を数日間利用しましたが、快適なネット環境の中で過ごせました。

中国によく出張するビジネスパーソンにとっては、格安プランで携帯料金を節約できて、かつ海外でも追加料金なしで使えるahamoに乗り換えてしまえば、一石二鳥ということになります。
ドコモユーザーなら、身分証明書とクレジットカードがあれば、今すぐahamoに切り替えられます。
他社から乗り換える場合は、dアカウントとMNP予約番号を取得する必要があるものの、MNP予約番号はお使いのキャリアのショップで簡単に取得できます。
\月額2,970円、eSIMなら最短即日で利用可能/
FAQ:よくある質問
中国でClaudeを使う際によくある質問です。
中国でClaudeを利用すると機能は制限されますか?
上記の方法で日本のIPアドレスからClaudeにアクセスできれば、日本にいるときと同様に利用可能です。
VPNの香港サーバーでもClaudeは使えますか?
使えません。
Anthropicの対応国・地域の一覧に香港が含まれていないため、香港のIPアドレスからはClaude.aiにアクセスできません。
日本、台湾、シンガポールなど対応地域のサーバーに接続してください。
なお、Geminiは提供地域が広いので香港サーバー経由でも使えます(中国でGeminiを使う3つの方法)。
もっと詳しく:香港でClaudeは使えない【使う方法を解説】
中国の電話番号でもClaudeのアカウントを作れますか?
中国の電話番号ではアカウントを作れません。
Claudeのアカウント作成には、対応地域の電話番号でのSMS認証が必要です。
Anthropicのヘルプには「対応地域の電話番号が必要」「対応地域に物理的にいる利用者だけがアカウントを作成・利用できる」と明記されています。(出典:Claude Help Center・Verify your phone number)
また、VoIP番号やアプリで作った番号、固定電話の番号も認証に使えません。
ですので、日本の携帯番号のように登録可能な電話番号でアカウントを作成してから渡航するのが確実です。
有料プラン(Claude Pro)の料金はいくらですか?
Claude Proは月額20ドル(年払いは200ドル)、上位のClaude Maxは月額100ドルからです。
いずれも米ドル建ての表示価格で、税は含まれていません。(出典:Claude公式・Pricing。2026年9月時点)
中国でVPNを使うのは違法ではありませんか?
中国のVPN規制は「提供・販売」を主な対象としていて、外国人が個人で利用することについての位置づけは別記事で整理しています。
もっと詳しく:中国でのVPN利用は違法?【VPN規制の理由】
まとめ
中国でClaudeを使う方法として、以下3つがあります。
- VPNサービスを利用する(接続先は日本など対応地域の国)
- レンタルWi-Fiを利用する
- 携帯のローミング機能を利用する
| 方法 | 滞在頻度 | 滞在期間 | 料金 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|
| VPNサービス | 駐在、高頻度 | 長期 | 400~1000円/月(13~33円/日) | 駐在員、長期出張者 |
| レンタルWi-Fiルーター(グローバルWiFi) | 1-4回/年 | 2-4日/回 | 1,570~3,270円/日 | 頻度の少ない出張者 |
| 携帯のローミング機能 (ahamo等) | 頻繁 | 15日以内 | ゼロ(日本の格安携帯料金そのまま) | 日本の携帯をそのまま使いたい人 |
駐在や長期出張の際にClaudeを利用するなら、通信容量を気にせずに使えるVPNがおすすめです。
ChatGPTと違って、VPNの接続先を香港にすると使えない点だけ忘れないようにしてください。
