ChatGPT、Claude、Geminiといった生成AIは、国や地域によって使えないことがありますが、VPNを使って対応地域のサーバーに接続すれば、そのような国からでもアクセスできるようになります。ただし、どの国のサーバーを選べばよいかはサービスごとに違います。
生成AIが利用不可の国で使うのにおすすめのVPNは、以下5つです。
使えない国の一覧、サービスごとの接続先の違い、VPNの選び方、国別の使い方記事の順に見ていきます。
ChatGPT・Claude・Geminiが使えない国は?
生成AIが使えない国には、政府の規制で通信そのものが止まる国と、提供元が対応地域から外している国の2種類があります。
どちらの場合も、VPNで対応地域のサーバーに接続すれば利用できるようになりますが、サービスごとに対応地域が違うので順に整理します。
ChatGPTが使えない国
OPEN AIが公開しているサポート対象国をベースにして考えると、以下の国では利用できないとわかります。
中国本土、香港、アフガニスタン、バーレーン、ミャンマー、キューバ、イラン、カザフスタン、北朝鮮、ラオス、リビア、ネパール、ロシア、シリア、トルクメニスタン、ウクライナ、ウズベキスタン、ベネズエラ、イエメン、アフリカの一部の国、太平洋の一部の国
参考:
https://help.openai.com/en/articles/7947663-chatgpt-supported-countries
https://www.pcguide.com/apps/countries-chatgpt-not-available/
中国本土は政府の規制とOpenAI側の非対応の両方、香港はOpenAI側の非対応で使えません。当サイトでも中国の複数の都市と香港で、ChatGPTにアクセスできないことを確認しています。
もっと詳しく:中国でChatGPTを使う3つの方法/香港でChatGPTは使えない【使う方法を解説】
Claudeが使えない国
Anthropicが公開している「Supported countries and regions」の一覧には、日本、台湾、シンガポールなどは含まれていますが、中国本土、香港、マカオは含まれていません。(出典:Anthropic公式・Supported countries and regions)
この一覧はClaude.ai(ブラウザ版・アプリ版)とClaude API(開発者向け)で共通なので、業務でAPIやClaude Codeを使う場合も同じ扱いです。
もっと詳しく:中国でClaudeを使う3つの方法/香港でClaudeは使えない【使う方法を解説】
Geminiが使えない国
Geminiは230以上の国・地域で提供されていて、提供元の制限で使えない国はChatGPTやClaudeより少なめです。
中国本土は、Googleのヘルプでは「Workspace のみ」として提供地域に載っていますが、Googleのサービス全体が政府の規制で止まるため、実際にはVPNなどが必要です。香港とマカオは2026年3月に提供が始まり、VPNなしで使えます。(出典:Gemini アプリ ヘルプ・利用できる言語と国 / 地域)
もっと詳しく:中国でGeminiを使う3つの方法
いずれのサービスも、VPNを導入しておけば、今後の規制や提供地域の変更に左右されにくくなります。
サービスごとに違う「VPNの接続先」
VPNを選ぶ前に知っておきたいのが、サービスによって「どの国のサーバーに繋げばよいか」が違う点です。
| サービス | 使えない主な理由 | VPNの接続先 |
|---|---|---|
| ChatGPT | 提供元の非対応(中国本土は規制も) | 日本など対応地域 |
| Claude | 提供元の非対応(中国本土・香港・マカオ) | 日本・台湾・シンガポールなど対応地域(香港サーバーは不可) |
| Gemini | 中国本土の規制でGoogle全体が止まる | 日本でも香港でもよい |
とくにClaudeは、香港を対応地域に含めていないため、中国向けVPNの既定になりやすい香港サーバーに繋ぐとClaudeだけ弾かれます。
ChatGPTとClaudeは日本のサーバーを選んでおけば間違いがなく、Geminiは接続先を気にする必要がありません。
ChatGPT・Claude・Gemini向けVPNの選び方
生成AIに適したVPNを選ぶ際には、以下のポイントを参考にするとよいでしょう。
- 対応地域の国にサーバーを多数持っていること
- 通信速度が速いこと
- セキュリティとプライバシー保護のレベルが高いこと
- サポート体制が充実していること
対応地域の国にサーバーを多数持っていること
生成AIは提供地域が限られているため、対応地域の国にサーバーを多数持っているVPNを選びましょう。
アクセス可能な国やサーバーの数が多いと、どこにいても安定して利用できるようになるからです。
Claudeまで使うなら、日本・台湾・シンガポールのように、Anthropicの対応地域にあるサーバーが複数選べることも確認しておくと安心です。
通信速度が速いこと
ストレスなく生成AIを使うには、通信速度の速さが効いてきます。
通信速度が速ければ、回答の表示が遅くなったり、途中で止まったりすることを防げます。
セキュリティとプライバシー保護のレベルが高いこと
高度なセキュリティ対策が講じられ、プライバシー保護に積極的に取り組んでいることも、生成AI向けのVPN選びでは見ておきたい点です。
予期せぬトラブルが発生した際に、セキュリティとプライバシー保護のレベルが高いと、情報の流出は最小限に抑えられるからです。
サポート体制が充実していること
サポート体制が十分かどうかも見ておきます。
VPN接続でトラブルが起きることもありますが、サポート体制が不十分だとトラブル解決に時間がかかり、その間は生成AIを使えなくなってしまうからです。
VPNサービスの中には、24時間チャット対応している会社もあるので、そのようなVPNを選ぶと安心できます。
さらに、日本語に対応していない海外のVPNもあるので、外国語に不安があるなら日本語対応しているVPNの検討をおすすめします。
ChatGPT・Claude・GeminiにおすすめのVPN5選
生成AIにおすすめのVPNは、以下のとおりです。
ExpressVPN:高速通信でアプリの操作性に優れた世界最大手のVPN

| 本社 | 英領バージン諸島 |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.expressvpn.com/ |
| 料金 | ベーシック:初回2年+4ヶ月 480円/月 アドバンス:初回2年+4ヶ月 680円/月 Express Pro:初回2年+4ヶ月 1,180円/月 ※2年プランなら4ヶ月分無料 ※2026年9月時点のキャンペーン価格。最新は公式サイトをご確認ください |
| 無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
| サーバー台数 | 非公開(公式が台数の公表を終了) |
| サーバー設置国 | 113カ国(214ロケーション) |
| 日本語対応 | アプリやサポートは日本語、規約は英語 |
| 同時接続台数 | ベーシック10台/アドバンス12台/Express Pro 14台 |
ExpressVPNは世界最大手の老舗で、有料登録者数が全世界で400万人を超えるVPNプロバイダです。
通信速度の速さや安定性に優れたVPNで、当サイトの検証でも常にトップクラスの通信速度を誇っています。
またアプリの起動から接続まで30秒~60秒ほどかかるVPNが一般的な中、ExpressVPNはわずか10秒ほどで起動から接続までを完了できるので、毎日の利用でもストレスがありません。
サーバー設置国、サーバー数も世界トップクラスなので、さまざまな用途で活用可能です。
中国の通信規制にも柔軟に対応していて、中国から接続する際にも安定感のあるVPNとして定評があります。
- 通信速度と安定性が優れている
- アプリの動作が早くて使いやすい
- ノーログポリシーを採用している
- サーバー設置国のバリエーションが豊か
- ビットコインでの支払いに対応している
- 中国からでも利用できる
- 価格が他のサービスに比べるとやや高い
- 速度と安定性を重視したい人
- 口コミや実績を重視してVPNを選びたい人
\4ヶ月無料プレゼント+30日間返金保証/

NordVPN:価格・使い勝手のバランスがとれた大手VPN

| 本社 | パナマ |
|---|---|
| 公式サイト | https://nordvpn.com/ |
| 価格 | ベーシック:1ヶ月 2,290円/1年 840円/月/2年+3ヶ月 540円/月(更新 21,960円/年) コンプリート:1ヶ月 3,050円/1年 990円/月/2年+3ヶ月 690円/月(更新 34,680円/年) エリート:1ヶ月 3,360円/1年 1,300円/月/2年+3ヶ月 990円/月(更新 45,960円/年) ※税別。2026年8月時点 |
| 無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
| サーバー台数 | 9,374台 |
| サーバー設置国 | 149カ国(224ロケーション) |
| 日本語対応 | アプリやサポートは日本語、規約は英語 |
| 同時接続台数 | 10台 |
NordVPNは、新規利用者が世界NO.1の大手VPNです。
価格と使い勝手のバランスに優れていて、通信速度の点でも十分に満足できるレベルのVPNです。
- 新規利用人数がNO.1の世界最大手
- 使えるサーバー数が多い
- 価格が安い
- ノーログポリシーを採用している
- 専用アプリが使いやすい
- 暗号通貨での支払いに対応している
- 短期間の利用だと割高になる
- 中国からの利用だと不安定になる
- 長期プランで価格を少しでもお得にしたい人
- 新規の利用実績を重視したい人
\30日間返金保証あり/

Surfshark:急成長している新興VPN

| 本社 | オランダ |
|---|---|
| 公式サイト | https://surfshark.com/ |
| 価格 | Starter:2年+3ヶ月 388円/月(27ヶ月一括 10,476円) One:2年+3ヶ月 428円/月(27ヶ月一括 11,556円) One+:2年+3ヶ月 698円/月(27ヶ月一括 18,846円) ※2026年7月時点 |
| 無料お試し・返金保証期間 | 30日間 |
| サーバー台数 | 4,500台以上 |
| サーバー設置国 | 100カ国(142ロケーション) |
| 日本語対応 | アプリやサポートなど日本語に対応 |
| 同時接続台数 | 無制限 |
SurfsharkVPNは、大手に比べて利用実績は劣るものの、価格、サービス、接続速度の面で世界的に評価が上昇しているVPNです。
同時接続台数は無制限なので、複数人での1アカウントを利用する場合にも向いています。
- 価格が安い(NordVPN・ExpressVPNよりも安い)
- 接続台数の制限がない(家族での利用に適している)
- 使えるサーバー数が多い
- 通信速度が大手と比べても遜色ない
- ノーログポリシーを採用している
- 暗号通貨での支払いに対応している
- 地域制限への対応が不十分なときがある
- 知名度・サービス実績が少ない
- VPNを安価に利用したい人
- 接続台数を気にせずに利用したい人
\30日間返金保証あり/

MillenVPN:日本企業が運営する安心感が強みのVPN

| 本社 | 日本 |
|---|---|
| 公式サイト | https://millenvpn.jp/ |
| 価格 | 2年プラン:396円/月(税込) 1年プラン:594円/月(税込) ワンタイム(買い切り・自動更新なし):7日 638円/15日 1,078円/30日 1,738円 ※1ヶ月サブスクは提供終了。更新は月額950円+税 ※2026年7月時点 |
| 無料お試し・返金保証期間 | 30日間(サブスクプランのみ・ワンタイムは対象外) |
| サーバー台数 | 2,000台以上 |
| サーバー設置国 | 107の国・地域(140ヶ所以上) |
| 日本語対応 | すべて日本語で対応 |
| 同時接続台数 | 無制限 |
MillenVPNは、日本の企業が提供している純日本製のVPNプロバイダです。
日本企業が運営するVPNは多数ありますが、サーバー設置国、サーバー数ともに日本のVPNの中ではトップクラスです。
契約・規約、操作マニュアルやサポートなど、すべて日本語での対応となっている日本人にとっても安心できます。
VPNに対するブロックが厳しいサービスでも、MillenVPN Nativeを使うことでブロック解除できるケースが多数あります。
さらに中国ではMillenVPN Native OpenConnectを利用することで、安定的なVPN接続を実現可能です。
- 日本製の主要VPNサービスの中でも安価に使える
- サーバー数が多い
- 日本語対応が充実している
- ノーログポリシーを採用している
- MillenVPN Nativeが優秀
- 中国からもアクセス可能
- サーバー数が海外大手VPNに比べて劣る
- 通信速度が海外大手VPNに比べてやや遅い
- 日本製のVPNサービスにしたい人
- 日本製の中でも価格を重視したい人
- 日本製の中でもサーバー設置国、設置数の多さを重視したい人
\30日間返金保証あり/

CyberGhost:ストリーミングに強いVPN

| 本社 | ルーマニア |
|---|---|
| 公式サイト | https://www.cyberghostvpn.com/ |
| 価格 | 1ヶ月プラン:1,790円/月 6ヶ月プラン:1,000円/月(6,000円一括) 2年+2ヶ月プラン:320円/月(26ヶ月 8,320円、以後 年8,320円) ※2026年10月時点 |
| 無料お試し・返金保証期間 | 45日間(1ヶ月プランは14日間) |
| サーバー台数 | 9,600台以上 |
| サーバー設置国 | 100カ国(125ロケーション) |
| 日本語対応 | アプリなどは日本語、サポートは英語 |
| 同時接続台数 | 7台 |
大手にも引けを取らない価格とサービスを持つVPNサービスです。
2年3ヶ月プランにすると月額を大幅に安くできるので、VPNを安く契約したい人に向いています。
CyberGhostVPNは、地域ブロックに強いVPNとして評判ですが、Netflixの地域ブロックに対応していると公式に明言しているVPNです。
- 価格が安い(2年プランは特にお得)
- 使えるサーバー数が多い
- Netflix等のストリーミング専用サーバーがある
- ノーログポリシーを採用している
- 中国から利用できない
- 通信速度が最大手2社よりは劣る
- 日本語対応が充実していない
- 月額を少しでも安くしたい人
- 国外のNetflixを楽しみたい人
\45日間返金保証あり/

中国本土では政府の規制(金盾)でVPN自体が検閲の対象になるため、上の5社でも繋がりにくい時期があります。中国で使うなら、現地チームが検証している12VPX・UCSSを中心にした中国で使えるおすすめVPNを参考にしてください。
国・サービス別の使い方記事
渡航先とサービスが決まっている人は、それぞれの手順をまとめた記事が近道です。
- 中国でChatGPTを使う3つの方法:VPN・レンタルWi-Fi・ahamoローミングの比較
- 香港でChatGPTは使えない:提供側の事情で使えない香港での手順
- 中国でClaudeを使う3つの方法:VPNの接続先を日本にする理由
- 香港でClaudeは使えない:日本の電話番号でアカウントを作ってから渡航する
- 中国でGeminiを使う3つの方法:Googleごと止まる理由とAndroidの常時接続
FAQ:よくある質問
VPNを使って生成AIを利用するときに、よくある質問です。
VPNに接続するとChatGPTが使えるのはなぜですか?
ChatGPTは、海外からのアクセスかどうかをIPアドレスによって判断しています。
たとえば香港からアクセスすると、IPアドレスによって香港からのアクセスであることがChatGPT側にわかってしまいます。
しかしVPNを使うと、サーバーがある国のアドレスに偽装して通信できるようになります
たとえば、香港から日本のVPNサーバーを通して、インターネットサイトにアクセスすると、日本からのアクセスだと判断されるので、ChatGPTを問題なく使えるようになります。
実際に、VPNを使って日本のサーバーを経由すると、以下のように日本のIPアドレスにできます。

ClaudeやGeminiでも同じVPNでよいですか?
同じVPNで問題ありません。
違うのは接続先の国で、Claudeは日本・台湾・シンガポールなどAnthropicの対応地域を選ぶ必要があり、香港サーバーでは使えません。
Geminiは提供地域が広いので、日本でも香港でも構わないという違いがあります。
VPNを使ってChatGPTにアクセスするのは違法ですか?
VPNの利用に違法性はありません。
VPNによってIPアドレスを変えることは、合法的な行為だからです。
ただし、ごく一部の国では違法とされているので注意しましょう。
もっと詳しく:VPNは違法か?合法か?【VPNを規制している国】
無料VPNを使ってもよいですか?
無料VPNは閲覧履歴等のログをどのように扱っているかわからないなど、セキュリティ上の問題も指摘されているので、おすすめしません。
また、回線スピードも安定しないことが多いので、有料サービスがおすすめです。
有料サービスには返金保証があるので、サービスに不満があれば期間内に返金してもらえます。
もっと詳しく:無料VPNの危険性は?有料VPNとの比較
アクセスできない国からでもChatGPTは無料で使えますか?
ChatGPTのアクセスができない国から利用する場合でも、無料プランの範囲はそのまま使えます。ClaudeとGeminiにも無料プランがあります。
「Access Denied」と表示されますが、解決可能ですか?
「Access Denied」と表示される原因として、以下3つが挙げられます。
- ChatGPT側のサーバーが高負荷状態になっている
- ブロックされた国やドメインからの接続している
- VPNを利用している
対処方法としては、以下3つがあります。
- 別のブラウザでのアクセスを試みる
- ブラウザのCookie削除する
- VPN接続で別のサーバーから接続する
これらの方法で必ず解決できるわけではありませんが、対処方法の1つとして参考にしてください。
ChatGPTのアカウントを作るには、利用可能国の電話番号が必要ですか?
ChatGPTのアカウントを作るには、利用可能国の電話番号が必要です。
ChatGPTの利用が禁止されている国の電話番号では登録できないからです。
実際に利用不可の国の電話番号を入力すると、「OpenAI’s services are not available in your counrty(OpenAIのサービスはあなたの国では利用できません)」と表示されます。

アカウントを作る際には日本の電話番号など、ChatGPTにアクセスできる国の電話番号を準備しましょう。
ただし、すでにChatGPTに登録済みの電話番号は使えないため、注意が必要です。
実際に登録済みの電話番号を入力すると、「This phone number is already linked to the maximum number of accounts(この電話番号はすでに利用可能な最大アカウントと紐付けられています)」と表示されてしまいます。

Claudeのアカウントも、利用可能国の電話番号が必要ですか?
必要です。
Anthropicのヘルプには「対応地域の電話番号が必要」「対応地域に物理的にいる利用者だけがアカウントを作成・利用できる」と明記されていて、VoIP番号やアプリで作った番号、固定電話も認証に使えません。(出典:Claude Help Center・Verify your phone number)
ChatGPTと同じく、日本の携帯番号でアカウントを作ってから渡航するのが確実です。
まとめ
以上、ChatGPT・Claude・GeminiにおすすめのVPNを紹介しました。
VPNはどれを選んでも3つのサービスに共通で使えますが、Claudeだけは接続先を日本などAnthropicの対応地域にする点を忘れないようにしてください。
